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新しい年を迎えましたが、「おめでとう」と言う気にはなれません。
日本文明は、サミュエル・ハンチントンも言うとおりそれ自身独立した固有の文明ですが、いま、崩壊の危機にあります。戦後日本は経済大国とはなったものの、実態的には依然としてアメリカの保護領であり、多数の同胞がならず者国家に拉致されてもなすすべもありません。日本丸は漂流し続け、日本文明の溶解が進んでいます。
それというのも、占領政策としてGHQとコミンテルンが徹底した言論統制・情報操作の下で日本人に刷り込んだ日本原罪論や唯物史観の呪縛から未だに解き放たれていないからです。
与野党、保革を問わずほとんどの政治家、世論形成に大きな影響力をもつマスコミ人や文化人の大半は、文明史的視点の欠落から来る間違った歴史認識、民族としての矜持と自立心の喪失、国家観の不在、知的怠惰・不誠実、保身・ポピュリズムへの迎合によって、お題目のように「平和」を唱えながら、日本国家の弱体化、日本文明の衰退に手を貸しています。
私は決して偏狭なナショナリストではありませんが、愛する祖国、類例のない素晴らしい日本文明が滅んでいくのを座視することはできません。私たちはそれぞれの場で、どうしたらいいのか、年頭にあたりじっくり考えようではありませんか。
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